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カビやシミを防ぐには?「茶筅(ちゃせん)」と「茶杓」の保管術

茶道具は竹や木などの自然素材で作られているものが多く、少し油断するとカビやシミが発生してしまいがちです。せっかくのお気に入りの道具を長く良い状態で使い続けるために、今回は特に消耗しやすい「茶筅」と「茶杓」の正しい保管術についてご紹介します。

まずは抹茶を点てる「茶筅」です。使用後はすぐにボウルなどにぬるま湯を張り、その中で振って汚れを落とします。ここで重要なのが乾燥と保管の方法です。茶筅はそのまま立てて乾かすと、穂先が中心に向かってすぼまってしまい、次に使う時にきれいに泡立ちません。「くせ直し(茶筅休め)」と呼ばれる専用のスタンドに伏せておくことで、穂先のふっくらとした形を保ちながらしっかりと乾燥させることができ、湿気によるカビの予防にもなります。

次に、抹茶をすくう「茶杓」です。実は、茶杓は「水洗い厳禁」ということをご存じでしょうか。竹の繊維は水気に弱く、洗ってしまうと内部に水分を含んでカビやシミ、反りの原因になります。使用後はティッシュや柔らかい布で、優しく抹茶を拭き取るだけで十分です。その後は直射日光を避け、風通しの良い場所で保管してください。

ほんの少しの知識と手間で、愛着ある道具の寿命は何倍にも伸びます。当店ではお道具の販売だけでなく、こうした日々のメンテナンスや、古くなった茶筅の買い替えについてのご相談も承っております。初心者の方もベテランの方も、どうぞお気軽にお声がけください。

 

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